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【九州】 "教師×管理栄養士" の経験を持つストアカ講師が考える「ターゲット設計法」とは<ご飯&味噌汁講座 渕野先生>

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こんにちは!

もうすぐゴールデンウィーク!皆さんは、お出かけされますか?

今年はなんでも最長で10日間もお休みがあるということで、「気がついたら終わってた!!」とならないように楽しい予定でも入れたいな〜と思っている今日この頃です。

 

さて、なんともミーハーっぽい発言ですが、今回の更新が"平成最後"のストアカ九州の先生インタビューとなります!

(きっと次は「令和最初の先生インタビューです」と言ってます。笑)

 

今回ご紹介をさせていただくのは、「ご飯と味噌汁の魅力を伝える講座」を福岡エリアで開催している渕野千佳先生です。

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“ご飯と味噌汁”を講座にするという切り取り方が、既にユニークだと思いますが、今回も渕野先生のこれまでとこれからの野心について迫りました!

 

 私の武器を「授業力」と決める

Q1.渕野さんの教えるきっかけはどのようなきっかけだったのでしょう?

実は、小さい頃から先生になりたいと思っていました!当時は、先生への憧れだったと思いますが、友達に勉強を教えたり、物事を伝えたりすることが好きで、そのまま最初のキャリアが高校教師でした。

もともと自分の身体が弱く、自分の身体を強くするために健康や食事のことを勉強することが好きだったこともあり、家庭科の先生にもなれる大学に進学したのです。在学中に、管理栄養士の資格も取得していて、その資格を活かしながら最初の高校教師としてのキャリアがスタートしました。

 

Q2.小さい頃からの夢を早々に叶えていらっしゃるのですが、その後今の活動へはどのようなキャリアがあったのでしょう?

高校教師をしながら公務員試験を受験し、次のキャリアである小学校の栄養教諭としてのキャリアをスタートしはじめました。その後4年ほど小学校で働くのですが、そのうちに自分が伝えたいことが明確になっていきました。

それは、大学在学中に学んだ「ご飯と味噌汁を中心とした和食」の素晴らしさをもっと伝えたいという強い思いですね。これまで「正しい」とされていた常識が常識ではないということを学んだからこそ、それをちゃんと人に伝えていきたいと思いました。

高校教師として雇われたり、公務員として働いたりと条件は悪くないとしても、なかなか自分の伝えたいことが発信できないもどかしさを感じるようになりました。

 

そこで、「自分の発信する場がほしい」と思って考えた末、今の「人に教えるという形で伝える=講師」としての活動に至ります。

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▲渕野先生の講座の様子

Q3.様々な経験の中で今の「講師」へ繋がっていたんですね。管理栄養士・栄養教諭という資格や高校教師という経験があれば、いろんな選択肢があったと思いますが、なぜ講師という職業を選んだのでしょう?

実は、この講師業にたどり着くまでにいろんな岐路がありました。最初は飲食店をしようと思って、店舗の開店準備まで進んでいたり。。

でも、私のキャリアだから培われたスキルがあることに気がついたのです。それが「授業力」でした。

管理栄養士さんは、他にもたくさんいらっしゃるし、食を発信する人は今の時代たくさんいらっしゃいますよね。でも高校や小学校で1,400時間教壇に立ち、ひたすらに「授業」をするという経験はなかなかできるものではないと気がつきました。

私はその経験があったからこそ、「なんとかなる!」という土壇場力を鍛えられたので、これは強みを活かして「教える」ということで伝えていきたいと思ったのです。

 

教室のターゲット設計にこだわりを

Q4.自分の経験の中で差別化できる部分を決めるというのは、大きなポイントのように思います。さて、実際に講師業で頑張ろう!と始めてから順調に進みましたか?

とにかく一人で作戦会議をいっぱいしましたね。どんな講座だったらいいか、どんな形式でやったらいいか、すごく考えました。

最初は、ダイエットしたい人向け個人向けの栄養指導をしようと思いました。ホームページ作って、ブログやSNSで発信してみました。

でも、全然反応がなくて!!(泣)1件も契約をいただけなくて、どうしようか・・と考えていました。その時にまた自分の強みは、「対大勢への授業力」というところに戻り、講座設計を考え直してたどり着いたのが今の講座です!

 

天神・大名の「初心者さんだけの少人数レッスン「みそ汁から始まる 大人の家庭科」」by 渕野 千佳 | ストアカ

 

ちょうどその時に出会ったスペースのオーナーをしている方がとってもいい方で、私の講師業を様々な面でサポートしてくれました。そのサポートの中の1つとして、ストアカというサービスを教えてくれたのです。

(スペースのオーナーである古川さんのスペースは、ストアカにも掲載中です!こちらより)

 

それからストアカを活用するようになり、たくさんの新たな出会いをいただいています。

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▲先日ストアカの交流会に参加してくださったスタジオセラモッソの古川さん、渕野さん、渕野さんの後輩さん

Q5.そんな素敵な出会いの先にストアカがあったのですね。嬉しいです!さて、渕野さんがストアカの講座で工夫していることはありますか?

ターゲットをとにかく具体的に決めています。講師業をしようと決めた時に、いろんなマーケティングの本も読んで勉強をしました。その時からターゲットは明確にするということを心がけています。

 

私の今の講座だと、具体的に私の友人の顔を思い浮かべて、その子が来たくなるような講座メイキングを心がけています。

  • 30代女性
  • 大卒の看護師
  • 大学病院に勤めている
  • お金には余裕がある
  • 健康に興味がある
  • 忙しくて自炊がなかなかできない

ということを考えたことと合わせて、私の場合は男性にも半々の割合で参加してもらいたかったので、男性目線で教室を作るということにもこだわりました。

例えば

  • 「料理教室」という文言を入れない
  • イラストや写真は男性も入れる
  • 講座ページに数字を入れる
  • 論理的&具体的に説明してイメージしてもらう

ということをすごく細かく設計をしていますね。そのおかげで、女性も男性も受講してくれる講座に育って来ました。

 

教える先にある“人を育てる”というキャリアに向けて

Q6.そんなこだわりがあって、今の活躍に繋がっているのですね。これからの目標はありますか?

私のように「ご飯&味噌汁の魅力を伝えられる人」を増やしていきたいと思っています。もちろん私自身もその魅力を伝えていきたいと思っているのですが、いろんな形式で私が学んだことを人に伝えていきたいと思っています。

 

私以外にも伝える人を増やせたら、幸せだなと思うので、そういう人を育てていきたいなという夢があります。

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Q7.なんと!とても素敵な夢ですね!!それでは最後に、この記事を読んでくださっている方へメッセージをお願いします。

「まずはやってみる!」ことが大事だと思います。私は最初からうまくいくはずがない!くらいに思っています!笑 だから、「今日はどんな失敗するかな〜」くらいに気軽に構えていると、最初のステップが踏み出しやすいですよね。

 

そうやって行動していくと次の道に繋がっていると思うので、ぜひ行動してみて欲しいと思います!

 

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渕野先生、ありがとうございました!

インタビューの日には、なんと素敵な米粉クッキーのお土産まで持って来てくださいました;;強い意志の中心には温かくて優しい気持ちがあるからこそ、渕野先生の講座が支持されるんだろうなと思いました。

 

渕野先生の講座はこちらから▼

www.street-academy.com