ストアカでは1つの講座で多くのまなびを教えるよりも、生徒の「まず学んでみたい」「ここが知りたい」といった「ピンポイントで学べる」というニーズに応えることが、講座づくりにおける重要なポイントになります。
また、集客方法についても、新規の生徒を集客することにも努力が必要な一方で、一度来ていただいた受講者に何度も来てもらえる講座づくりというのがとても大切です。
今回は、「気軽なまなび」から「より深く学びたい」というニーズに応える講座づくりのパターンをご紹介します!
- 1. まず1つから学べる導入講座を複数つくる
- 2. 異なるターゲット毎に講座をつくる
- 3. ステップアップできる講座をつくる
- 4. より集中してまなべる講座をつくる(コース講座)
- 5. 個々の学びたいにあわせた個人レッスン型講座をつくる(マンツーマン講座)
- まとめ
1. まず1つから学べる導入講座を複数つくる
特に初心者向け、自分の講座に興味を持ってもらう必要がある講座の場合は、初心者・入門者向けに学びの成功体験ができる講座を複数つくってみましょう。ただし、この場合の注意として、初心者・入門者に的を絞った講座内容にする必要があります。集客を増やそうとして、中級者・上級者も参加可能としてしまうと、必ずどちらかの参加者の満足度が下がってしまうので注意が必要です。
2. 異なるターゲット毎に講座をつくる
性別・年代・ライスタイル(子供の有無など)によって、まなびたい背景が異なります。例えば、小さなお子さんがいる30代の女性と30代独身OLの方の料理を学びたい背景は様々です。「家事で忙しい時短料理を学びたい」「家族のために健康で美味しい料理を学びたい」かもしれませんし、「インスタ映えするおしゃれな料理をまなびたい」「彼氏のために手料理をつくりたい」かもしれません。ターゲットのニーズに合わせて講座をつくることで、特定のターゲットに"グサリ"と刺さる講座になります。
3. ステップアップできる講座をつくる
前述のとおり、初心者・入門者向けの導入講座を受講すると、より深く学びたいというニーズが生まれます。そんな方向けに、STEP2、STEP3...(または中級者、上級者など)といった講座を用意して、徐々に深く学んでいける道筋をつくってあげましょう。この流れが作れると、受講者が他の受講者を紹介したり、連れてきてくれたりする循環が生まれ、口コミで集客ができる状態になります。
4. より集中してまなべる講座をつくる(コース講座)
前述の1〜3は、2〜3時間程度のあくまでピンポイントで学びたいというニーズ向けの講座になりますが、例えば、資格取得のために短期集中で学びたいなどいう生徒のために、週末2日間で集中して学べるようなコース講座をつくってみることをオススメしています。長期の講座は、設計が非常に難しいですが、週末2日間程度でも十分集中して教えることができると思いますし、何より受講料(単価)も見込めます。
ただしコース講座は単価も高くなってしまうため集客の難易度は高いです。コース講座の集客のポイントは、前述の1〜3で一度あなたの講座を受講している生徒に来ていただくことです。ですので、1度受講した生徒には、定期的にお知らせを配信するなどして集中講座に興味を持ってもらいましょう。
5. 個々の学びたいにあわせた個人レッスン型講座をつくる(マンツーマン講座)
グループでの講座にリピーターとして何度か参加すると、徐々に生徒1人1人まなびのペースが異なってきたり、学びたいことが異なるケースが出てきて、グループ講座に対するモチベーションが下がってくるケースがあります。そんな生徒にはフォローアップ用にマンツーマンの講座を作ってあげましょう。それには、講座当日や事後などに生徒とのコミュニケーションが大切です。定期的にフォローアップのためのメッセージを送ってみる、お知らせを配信してみるなどして相手の個々のニーズを拾っていきましょう。※生徒機能には、タグやメモを残せますので、生徒との会話から知り得た情報や受講の状況などをメモしていくことで個人レッスンでも1人1人にあわせた充実した学びを提供することができるようになります。
まとめ
いかがでしたか?今回はストアカの人気の先生がおこなっている講座づくりのパターンをご紹介してみました。ストアカは複数の講座を公開できますし、ピンポイントで学びたいというニーズを持ったユーザーが多いサービスなので、この特徴を最大限に活用した講座づくりを考えてみてくださいね。
受講者を増やす講座づくりの5つの成功パターン
- まず1つから学べる導入講座を複数つくる
- 異なるターゲット毎に講座をつくる
- ステップアップできる講座をつくる
- より集中してまなべる講座をつくる(コース講座)
- 個々の学びたいにあわせた個人レッスン型講座をつくる(マンツーマン講座)