新型コロナウイルス感染予防の対策として、ストアカでは、オンライン講座の開催を臨時的に解禁いたしました。詳しくはこちら
ストアカ講師のみなさまには、ぜひこの機会にオンラインでの講座開催にチャレンジいただき、新たな学びの場を作っていただければと考えております。
しかし「オンラインの講座開催ってどうやるの?」「トラブルにならないかな…」という心配もありますよね。
そこで今回はオンラインで講座を開催する際に気をつけておきたい7つのポイントをご紹介したいと思います。
- 通信環境の良い場所を選ぶ
- 静かな場所を選ぶ
- 接続方法は事前に生徒に案内しておく
- 内臓マイクは使わず、マイクを使う
- カメラは目線の高さに調整する
- 講座中は生徒のマイクをミュートにしてもらう
- 生徒からのリアクション方法を決めておく
通信環境の良い場所を選ぶ
オンライン講座の音と映像の品質は、実は通信環境の回線の安定性に依存しています。そこで、オンライン講座は、通信環境の良いところ、かつ屋内で開催することが基本。スマートフォンの利用でもOKですが、通信はスマートフォンのキャリアの回線をそのまま利用するのではなく、自宅やオフィスの光回線につないで配信した方がより安定するのでオススメです。FreeWiFiなどのあるカフェや屋外での開催は、開催中に通信が切れやすいのでなるべく避けましょう。
静かな場所を選ぶ
オンラインでも、対面式の講座でも、生徒がまなびに集中できる環境を作ってあげることが大切です。通信環境と同じく、オンラインの講座を開催する場所も大切なポイント。マイクが講師側の周囲の音を拾ってしまう可能性があるので、人の話し声がするカフェ等ではなく、自宅の静かな場所や、貸し会議室など安心して開催できる環境を選びましょう。さらに意外と大切なのが、講師の「背景」です。講師である自分の背景が整頓されていなかったり、生活感が溢れていると、生徒が講座の内容に集中できず、まなぶ意欲にも影響が出てしまうことも。何もない白い壁を背景にするなど配慮するようにしましょう。Zoomなどビデオ会議ツールによっては、自分の背景を好きな画像に変更できるバーチャル背景機能もあります。
接続方法は事前に生徒に案内しておく
はじめてオンライン講座に参加する生徒は、使い方に慣れておらず、接続方法などで戸惑ってしまう可能性があります。講座開催の遅くとも前日までにストアカのサイト内メッセージで、オンラインツールへの接続・ログイン方法の案内をしておきましょう。生徒がうまく接続できずに、講座開始が遅れてしまい、他の生徒へも影響が出てしまう…といったトラブルは避けたいですよね。
さらに、講師は講座を開催する5~10分くらい前からオンラインツールに接続しておいて、生徒が接続・ログインできているか確認し、トラブルが起きているようならフォローしてあげるようにサポートしてあげましょう。
内臓マイクは使わず、マイクを使う
オンラインの講座で重要なのは、映像よりも実は「音声」です。音声が聞き取りづらいと、生徒の満足度を下げてしまうばかりか、講座自体が成り立たないこともあります。講師の声を拾っているパソコンやスマートフォンから離れて動き回ったりすると、途端に声が聞こえづらくなるので要注意。
パソコンやスマートフォンに付属されたマイクも使えますが、より鮮明な声を安定して届けられる市販のマイクやヘッドセット(ヘッドフォンやイヤホンと、自分の声を相手に届けるためのマイクが一つになったもの)がオススメです。
ヘッドセットは安いものだとAmazonなどで1000円代から購入できます。
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カメラは目線の高さに調整する
オンラインでの講座開催の場合、相手の声を聞き取ろうとして、パソコンやスマートフォンの画面に近づいてしまったり、一生懸命話していて、表情が険しくなってしまいがちです。さらに、よくある失敗が、スマートフォンやパソコンのカメラで下から自分をうつしてしまい、生徒を見下ろすような角度になってしまうこと。「顔が怖い…」という印象を与えてしまってはもったいないですよね。カメラを通して、自分が相手からどう見えているかも大切なポイントです。スタンドなどを使い、カメラは自分の顔と同じ高さにするようにしたり、部屋の中の明るさにも注意し、暗く映らないようにしましょう。パソコンやスマートフォンに付属のウェブカメラも十分使えますが、専用のウェブカメラを利用することもオススメです。
講座中は生徒のマイクをミュートにしてもらう
講座開催中に、生徒側のマイクがオンになっていると、
・生徒のせき
・赤ちゃんの鳴き声
・外の車の音
など生徒側の音が入り込んでしまい、話している先生、聞いている生徒も講座に集中できなくなってしまいます。
ですので、オンライン講義中は生徒側のマイクはミュート(オフにすること)にするようにしましょう。
オンライン会議ツールとして人気のZoomの場合、ホスト(先生側)から参加者全員のマイクをミュートにできる機能がありますので、講義をはじめるときに「それでは全員のマイクをミュート(オフ)にしますね」といって操作してあげると良いでしょう。
生徒からのリアクション方法を決めておく
オンラインの講座で講師が一方的に話をしていると、相手の状況を掴むことが難しいので、生徒が置いてけぼりにならないような注意が必要です。また、生徒からの反応がないと、講師側も少し不安な気持ちになりますよね。
そんな時は、生徒からリアクションをもらうきっかけを作っておきましょう。
Zoomやskypeなどオンライン講座が開催できるツールには、掲示板のように書き込みやスタンプを投稿できる機能があるので、活用ことをオススメします。
「質問があったらいつでも投稿してくださいね」と事前に伝えて、質問を受付たり、スタンプでその時の気持ちを送ってもらうのも有効な手段。質問をしたら、生徒が答えやすいように一呼吸おいてあげるのもいいですね。
チャット事例)
さらに、講師側のリアクションも対面形式の講座の時より、少し大きくしましょう。例えば、自分が笑っていても、オンラインだと、相手には思っていた以上に伝わっていません。
対面形式の講座でも、オンラインでも、生徒の状況を掴んであげて、丁寧なコミュニケーションをとることの大切さに変わりはありません。。生徒へ伝えること、生徒から受け取ることをオンライン講座ではより意識するようにしてみてくださいね。
まとめ
オンライン講座を開催するときに気をつけたい7つのポイント
- 通信環境の良い場所を選ぶ
- 静かな場所を選ぶ
- 接続方法は事前に生徒に案内しておく
- 内臓マイクは使わず、マイクを使う
- カメラは目線の高さに調整する
- 講座中は生徒のマイクをミュートにしてもらう
- 生徒からのリアクション方法を決めておく
また、ストアカでオンライン講座開催に関する情報を以下でまとめています。こちらもぜひご覧ください。