こんにちは!
ストアカ コミュニティマネージャーの古屋徹秀(てっしゅー)です。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響が世界中で拡大しているなか、ストアカでもオンライン講座を解禁(2020年2月25日〜)しておりますが、今回はその集客についてストアカのなかで少しずつ見えてきたものを共有したいと思います。
ストアカでオンライン講座に集客するための5つのヒント
まず、前提として生徒ユーザーの方は初めてオンライン講座を受講する方がほとんどです。
はじめての体験や、経験はチャレンジとして楽しめる方もいらっしゃれば、精神的に大きなストレスを抱えてしまう方もいらっしゃいます。
とにかくかんたんに、気軽に、そして安心して受講してもらうためにも、いつもより先生側で受講のハードルを下げて"寄り添う"必要があります。
1.講座をリアル対面講座のエッセンシャル版にする
対面で開催している講座の内容をオンラインにそのまま移植するのは先生側も生徒側も事前準備が生じるため、ハードルが高く見えてしまいます。
できるだけ生徒側もかんたんに受講してもらえるように、内容を変えてみたり、そもそもの受講料を下げた設計にすることで、まずは受けてみようかな!と思ってもらえるようになります。
集客のヒント
・受講料を対面型より手軽な価格に設定する
例:通常2時間4,000円の講座をオンラインだと1時間1,000円にする
・オンライン日程の場合は先生のやり方を「見て学んでもらう」にとどめ、対面日程の場合は生徒の方に「実際にやってもらう」と内容を変更する
2.ジャンル・内容によっては受講時間を工夫する
通常3時間~4時間で行っているような講座であっても、オンラインで連続して受講するのは集中力が持たない可能性があります。
大事なところだけを押さえて、30分だけ講座にしてみる!ということも気軽に受けてもらえるきっかけになるでしょう。
また、いつも開催している時間ではなく例えば夜遅い時間や、朝早い時間に開催してみることもオンラインだからこそできる受講時間の工夫です。
集客のヒント
・質疑応答含め30分で学べるようなお手軽講座を作る
・22時〜23時といった遅い時間や、6時〜7時といった朝イチにも開催日程を追加してみる
3.講座ページでオンラインでの参加方法について、生徒が安心できる書き方をする
生徒の方ははじめてオンラインで講座を受講しようと考えていらっしゃいます。でも、その頭のなかでは「ZOOMってなんだろう」といったギモンがたくさんあるはずです。
知っているだろうと決めつけるのではなく、受講者全員が知らないことを前提に、参加のハードルを下げることが大切です。
集客のヒント
ZOOMでの開催を講座ページで伝える場合の書き方例
悪い例:この講座はオンライン受講です。zoomが接続できる環境をご用意ください
良い例:オンライン講座では、はじめての方でも使いやすいアプリである「zoom」を使用します。「zoom」の接続方法については別途ご案内をいたしますのでご安心ください。
4.講座ページで先生や講座の様子を動画や写真でアップする
「安心」と「安全」はストアカにおける大事なキーワードです。オンラインだからこそより先生の雰囲気や、講座の進め方については見えるようにしておくほうがいいでしょう。
イメージとなる写真を1枚、講座の様子の写真に入れ替えてみたり、講座ページのなかにYoutubeなどにアップロードした講座の動画を插入して具体的な講座受講のイメージを作ることがより信頼に繋がるポイントです。
集客のヒント
・オンライン講座の様子は録画しておくなどして、その一部を講座ページに貼り付けるといいでしょう。
ストアカの講座ページにYoutubeの動画を插入する方法はこちら
5.自己集客をしっかりやる
そもそも、そこ?と言われてしまうかもしれませんが、いちばん大切なことなのでぜひやってください。
ストアカにはお知らせ配信機能や、過去の受講者に対してコミュニケーションを取ることができる生徒管理機能があります。
オンラインでも簡単に受講できるんですよ〜という安心感を伝えるためにも積極的にお知らせ配信機能や、過去の受講者に向けてのコミュニケーションを取る必要があります。
また、これまでは直接時間を作って会う必要があったけれども、オンラインであれば先生の周囲の方も受講するきっかけになるかもしれません。
ストアカだけでなく直接的に声をかけていき、集客していくことは結果として予約が埋まりやすい循環をつくるはずです。
集客のヒント
・オンラインだからこそ、これまでアプローチしていなかったリアルな繋がりに受講を促してみる
・お知らせ配信のなかでも積極的にオンライン接続が不安な方にはサポートしている旨を伝えていく
まとめ
オンライン講座は気軽に講座を受けてもらうきっかけにも繋がると思っておりますが、対面の講座のほうが良いという生徒ユーザーの方の期待もあることは事実です。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響が落ち着いてきたら受講してもらえる可能性もありますが、どうやったら今、オンラインであっても受講してもらうことができるのかを考えていく必要があるでしょう。
アプローチを変えてみたり、金額を変えてみたりはもちろんのこと、どうやったらより生徒の方が安心してオンラインの講座であっても、対面の講座であっても受講してもらえるのか、改めて生徒ユーザー目線に寄り添っていくことが大切です。