このSEO講座では、先生方がストアカ内で編集するページのSEOについて解説していきます。
第4回のSEO講座は、「魅力的な講座タイトルの書き方」です。
魅力的な講座タイトルとは
例えば、下のような講座が並んでいた場合、あなたはどの講座を選びますか?
1「動画編集が学べる講座」
2「初心者でも大丈夫!スマホ1台で始めるYouTube動画編集」
3「プロの動画編集技術を学ぶ!質問し放題の個人レッスン【Premiere Pro CC】」
2を選んだ人は、初心者で手軽に動画編集をしてみたい方でしょう。一方、3を選んだ方は、本格的な動画編集を学びたい方のはずです。しかし、1の講座タイトルでは、一体どのような人向けの講座なのか、どんな内容の動画編集が学べるのか、少々イメージがつきにくいはずです。
SEOテクニック以前に、あなたの講座の「ターゲットとなる人」が探しやすく、見つけやすい講座タイトルを意識することがもっとも大切です。
タイトルを魅力的に見せるポイント
ポイント1:メインのキーワードと関連語をタイトルにいれる
第2回SEO講座で説明した、あなたの講座内容を端的に表現できるメインのキーワードを必須でいれましょう。メインのキーワードの選び方はこちらを参考にしてください。
また、関連語は無理のない範囲で優先順位の高いものを含めましょう。タイトルに入りきらないキーワードは無理をせず、キャッチコピーや本文で使うようにしましょう。関連語の選び方はこちらを参考にしてください。
ポイント2:地域名はいれない
「東京開催」など、開催エリア名は講座タイトルにいれる必要はありません。地域名はストアカ側でSEO対策しており、講座タイトルにいれなくても自動的にGoogleに認識されるようになっているからです。
ただし、同じ内容の講座を大阪と東京の2拠点で開催している先生の場合、「生徒が申し込む講座を間違いないようにする」という目的でタイトルにエリアを含めることは問題ありません。
ポイント3:ターゲットとなる人物像を想像してみる
あなたの講座を受けに来る人はどんな人なのかを想像してみましょう。「初心者のための」「〇〇になりたい(したい)人のための」「ビジネスシーンで使える」などの言葉で、ターゲットとなる人が「私向けの講座だ!」と一目でわかることがポイントです。
ポイント4:なにができるようになるのかを明確にする
あなたの講座を受けることで、何ができるようになりますか?どのような利益がありますか?「〇〇の悩みが解決する」「誰でも簡単に〇〇になれる」「一目おかれる〇〇ができるようになる」などです。あなたの講座のターゲットとなる人の立場になって、具体的に考えるのがポイントです。
ポイント5:(可能であれば)具体的な数値をいれる
抽象的な表現よりは具体的な表現のほうがキャッチーなタイトルに仕上がります。「売上120%アップ」「ウエスト-5.0cm」などです。ただし、誇張表現はトラブルのもとになります。根拠や実績とセットで使うようにしましょう。
ポイント6:アピールできる特徴をすべて洗い出しておく
「どんな人のための」「何ができるようになる」講座なのかがイメージできたら、その他にアピールできる特徴はないかも漏らさず考えておきましょう。「マンツーマンで質問し放題」「即実践で使える」「過去受講者の満足度が高い」などです。
ポイント7:(可能であれば)あなたがどんな先生なのかをいれる
この講座の先生はどんな人なのか?生徒はみんな気になっているはずです。タイトルに必ずしもいれる必要はありませんが、端的に表現できるとキャッチーなタイトルに仕上がります。例えば、「現役ブロガーによる」「元コンサルが教える」「栄養士が教える」「〇〇講師による」などです。
もちろん、こういった客観的に伝わりやすい資格や肩書きがなくても大丈夫。その場合は、なぜこのスキルを教えようと思ったのか、なぜこのスキルを教えたいのかといった経緯や想いを、本文や先生プロフィールに書くようにしましょう。
ポイント8:事例調査をする
ストアカ内で実際にキーワード検索をしてみましょう。他の先生がどんな講座タイトルをつけているかはとても参考になるはずです。また、ストアカの先生ページにある「アクセス解析」では、アクセスTOP30の講座を確認することができます。人気講座のタイトルをぜひ参考にしてみてください。
タイトルは試行錯誤を繰り返そう
ここまで考えたら、きっとあなたの講座を魅力的に伝える要素が出揃っているはずです。優先順位の高い要素をタイトルに、タイトルに含めることができない要素はキャッチコピーの文章に入れて調整しましょう。
講座タイトルは33文字まで、キャッチコピーは77文字まで入力することができます。
キャッチコピーについては以下の記事も参考にしてくださいね。
最後に、講座タイトルはいつでも編集することができます。試行錯誤を繰り返して、いいタイトルを完成させてくださいね。
あなたの講座を必要としている生徒が、あなたの講座をより見つけやすくなるはずです。粘り強く改善を重ねていきましょう。
まとめ
- 「ターゲットとなる人」が探しやすく、見つけやすい講座タイトルを意識する
- メインのキーワードは必ずタイトルに含める
- 地域名は原則タイトルに含めない