zoomでは「画面の共有」機能を使うと、2つのカメラを同時配信することができます。この機能を使えば、ハンドメイド、書道、絵画...などの講座にて講師の顔だけでなく、講師の手元も映すことができます。
今回はzoomでの「2カメ配信」の方法をご紹介します。
必要なもの
- PC(WindowsかMacで内蔵カメラがあるもの)
- ウェブカメラ
- 3脚などウェブカメラを固定できるもの(固定できれば何でもOK)
ウェブカメラって何?何を買えばいいの?という方は、Amazonで「ウェブカメラ」と検索してみてくださいね。ウェブカメラは安価な中国製のもの多いですが、国内メーカーや老舗メーカーなどのウェブカメラが安心かと思います。
- ロジクール
- エレコム
- サンワサプライ
上の写真は、ロジクールの「ウェブカムC920」というウェブカメラです。
3脚はウェブカメラを固定するために必要なのですが、こちらについては、ウェブカメラを固定できれば良いので、安いものでも良いですし、自宅にあるもので工夫して固定しても良いかと思います。ただ3脚のほうが微妙な調整ができて便利ではあります。
以下のように足がぐにゃぐにゃ曲がる3脚だと足を巻きつけたり、引っ掛けたりなどしてカメラを固定ができるので、3脚を置くスペースがない場所などに便利ですのでこちらも参考にしてみてくださいね。
セッティング例
今回はハンドメイドなどのPCの横で手元をみせながら説明したいといったような講座をイメージしてセッティングしてみました。
ちなみにウェブカメラの位置は対面側に置いてしまうと、生徒には上下逆さまに見えて見づらくなってしまうので、講師側もしくは横側に置くようにしましょう。
しっかり真上から映したいなら「書画カメラ」がおすすめ
3脚+カメラだとどうしても斜めからの画角になってしまいます。オンライン講師の間では「書画カメラ」も比較的リーズナブルな値段のものも登場していることから、使っている人も多いようです。書画カメラのほうが、一体型でテーブルに固定できるものやライト付きのものもあるので、手元を映す専用カメラとして検討するなら、こちらの方が良いかもしれません。
講座中ウェブカメラも有効にする方法
zoomでミーティングを開始して、「画面を共有」を押します。
画面上部にある「詳細」タブを選択し、「第2カメラのコンテンツ」を選択して、[画面の共有]ボタンを押します。
すると、PCのカメラが生徒に共有されますが、画面の左上に「カメラの切り替え」というボタンが現れますので、こちらをクリックしてみましょう。
すると、ウェブカメラの映像に切り替わります。手元がアップで見えるようになりました。
スマホの画面もみせやすいですね。アプリの操作方法などをパッと説明するときに便利そうです。
もう一度PCのカメラに戻したいときは、もう一度「カメラの切り替え」を押します。
これで、PCカメラで顔、ウェブカメラで手元を同時に配信しながら解説ができるようになりましたね。
いかがでしたでしょうか?
PC1台だと、ハンドメイドといったものづくり、アート系の講座の場合、手元を見せるのがなかなか難しいですが、軽量なウェブカメラが1台あれば自分のイメージにあった場所にセッティングしてオンライン講座がおこなえると思います。
ちなみにウェブカメラの多くは広角(撮影視野が広い)レンズを使用しているので、手元をアップにする必要がなければ、カメラの位置を少し後ろ位置に引くだけで、講師の顔や身体、手元が1画面に収まってしまうので、それでOKという方はそちらのほうが操作が少なくていいかもれしれません。ユーチューバーっぽくて良いですね。
ウェブカメラだけを使うなら、ビデオアイコンの横「^」ボタンからウェブカメラを選択すればOKです。
カメラの位置は、実際にzoomでテストをしてみて、ベストポジションを探っていってみてくださいね。ご自身のスマホなどで生徒として接続してみると、生徒がどのように見えるのかもテストできますよ。
手元を映したい、身体全体を映したいという方はこちらの方法を参考にしてオンライン講座に挑戦してみてくださいね。
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