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予約数を増やす! アクセス解析で見るべき3つのポイント

突然ですがみなさんは、「アクセス解析」をどのように活用していますか?

先日、とある先生から「アクセス解析の活用方法を教えて欲しい」というご要望をいただくことがありましたので、今回はアクセス解析機能で見るべき3つの指標について解説したいと思います。

 

アクセス解析の各数値の意味などはこちらのヘルプをご覧いただくとして、ぜひご自身のアクセス解析画面と比べながら、こちらの記事をお読みください。

アクセス解析は、メニューの「アクセス解析」から見ることができます。

先生/主催ダッシュボードのメニュー

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アクセス数は1週間あたり100アクセスを目指す

講座を作成してから予約が中々入らない・・・まずそんな方に見ていただきたいのは、「アクセス数」です。あなたの講座の1週間のアクセス数はいくつでしょうか?

もし過去7日間のアクセス数(下図赤枠部分)が100未満である方は、十分に予約がはいるために改善が必要です。

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予約が入るようにしたいのであれば、最低でも週100アクセスを目指しましょう。

ちなみに週100アクセスという基準は、やっと1〜2名予約が入りはじめるアクセス数の最低ラインとなります。もしアクセス数が100未満の場合は次のような対策をしてアクセスアップを目指しましょう。

1.講座のタイトル、本文を見直す

アクセス数が少ない原因として、講座のターゲットとなる人が検索するキーワードが講座ページのタイトルや内容に含まれていない可能性があります。あなたの講座のタイトルはそれを習いたい人、悩んでいる人が検索するようなキーワードが入っているでしょうか?講座のタイトルや本文のキーワード選びはアクセス数アップにとても重要です。

↓講座の見直しの際はこちらの記事も参考にしてみてください↓

講座タイトルを魅力的に見せるポイント8選【第4回SEO講座】 - 教えルン

生徒を集め、予約につなげる講座本文の書き方【第5回SEO講座】 - 教えルン

講座のタイトルや本文を修正をしたら、数日毎にアクセス数の変化を見てみましょう。変更後すぐにはアクセス数は大きく変わらない可能性もあるので、1週間程度様子をみて、改善の効果がアクセス数に影響したかを見てみましょう。変更は1回だけでなく、アクセス数の変化を見て根気強く何度も変えてみることも大切です。

 

2.日程を公開してみる

直近で開催が可能な日程を入れてみましょう。ストアカの検索結果は日程が入っていない講座よりも開催日程がある講座の方が上位になりますので、講座が見つけやすくなり講座ページにアクセスしてもらえる可能性が高くなります。

すでに日程を追加した場合も、掲載している日程数が不足している可能性があります。約3週間〜1ヶ月先の日程が公開されていることを目安にスケジュールをたててみましょう。

 

3.SNSでも告知をしてみる

SNSを運用している方は告知をしてみましょう。SNSの場合、フォロワーに直接アプローチできるため、アクセス数や受けたい登録を増やすことに貢献できます。

 

4.ストアカの検索対策をする

ストアカで検索順位を上げるために必要なことを下記の記事に記載していますので、こちらで記載されていることを余すところなく実施すると検索順位、アクセス数に影響していきます。

 

まずページを見てもらうことが集客にとっては必要不可欠です。
アクセス数を増やすための対策・施策をしてみましょう!

 

上記のような対策ができて、アクセス数が週100アクセス以上に増えてきたら、次に受けたい登録の数「受けたい数」を見てみましょう。

受けたい数は、アクセス数の10%程度を目指す

「日程が合わないけど受けてみたい」「開催されたら受けてみたい」「面白そう(いつか受けるかも)」「気になる(けど今は予約しないでおこう)」などなど... 受けたい登録をするユーザーの動機は様々です。ですが、少なくともあなたの講座が気になっていることは確かですね。

たとえば、街を歩いていて外観や看板が気になるお店に入ってみたけど、思いの外気になる商品がない、または、店内・店員さんの雰囲気が良くなくて、すぐ店を出たなんてことはないでしょうか。

アクセス数が増えているのに「受けたい登録」が押されないのはまさにそれと同じなのです。

講座ページを訪れた人が、学んでみたいと思うような魅力的な講座内容、プロフィールにすることがここでは大切になります。

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受けたい登録数の基準は、アクセス数の10%程度となるよう目指します。(赤枠部分)

 

もし受けたい登録が10%未満で予約も入っていない場合は次のような対策を取りましょう。

1.何を学べる講座か をもっとわかりやすく書く

「何の講座か」よりも、生徒は「どんなことが学べるのか」「どんなスキルが身につくのか」がわかってお金を払います。

「ペン字講座」よりも「1時間で自分の名前が綺麗にかけるようになるペン字講座」のほうが、字がうまくなりたい人にとって学べることが明確でお金を払って習いたくなるものです。

講座ページに「何を学べる講座か」をわかりやすく書くことが予約・受けたい登録のアップにつながります。(講座名に入っているとアクセス数も伸びやすくなり集客効果が高くなります)

 

2.プロフィールをしっかり書く

講座を予約するとき講師のプロフィールを見る人がほとんどです。講座は良くても、プロフィールが雑だったり、顔写真がわかりくかったりするだけで受けたいという気持ちも萎えてしまいます。プロフィールも経歴や実績、なぜ教えているのかなどの想いも記載してみましょう。

実は重要!「先生プロフィール」を充実させよう【第6回SEO講座】 - 教えルン

 

予約数は、アクセス数の3%程度を目指す

実は、上記の受けたい登録をアップする対策をおこなうと、自然と予約も増えていきます。講座ページに訪れた人で、受けたいと思った人が、その場で行うことは「予約する」か「受けたい登録をする」のほぼどちらかだからです。

下図のようにアクセス数に対する受けたいの率(下図は6.1%)と上述した目標値10%未満でありますが、予約がちゃんと入っている状態なので、このような状態が理想です。

この理想の状態になると、ランキング上位にはいったり、メルマガで紹介されたりしてアクセス数が増えると、比例して予約数が入るようになります。

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一方、下図のように受けたい数が十分にあり(10%以上)、予約数が少ない(3%未満)の場合は、次のような対策をとり予約を増やすことができます。

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1.受けたい登録をしている人にお知らせを配信する

受けたい登録をしている人に開催のお知らせを配信して予約を促します。ストアカでは、受けたい登録している講座が新しく日程が追加されるとメールでお知らせを自動配信をしていますが、先生自らの言葉で再度案内するほうがやはり予約につながります。その際には、講座の内容だったり、雰囲気、どんな方に来て欲しいのかなども改めて記載することで背中を押すことはとても大切です。日程を追加したことをとりあえず一斉通知するだけでは受け取った人には何も刺さりませんので、手紙を書くのと同じように丁寧に文章をつくって案内を出しましょう

 

2.優待割引も活用してみる

開催間近で空席がある場合など、受けたいを登録している方にまず来てもらうために割引をして誘い込むことは集客においては必要不可欠な施策です。

たとえば、開催前日のみ限定で10%値引きのクーポンをお知らせ配信を使って送ってみるなどをして予約につながるか検証をしてみましょう。ただし優待割引は使いすぎると割引がないと予約してくれないなど逆効果になる場合がありますので、使用頻度や割引率などはやりすぎず、"ここぞ"という時に使いましょう。

 

対策後は過去30日のアクセス数で改善されているかをチェック

上述の対策をおこなったあとは、日別のグラフでもチェックをしましょう。日別のグラフはアクセス解析画面の下部にあります。(スマホ版の場合はグラフではなく表になります)

グラフを見るポイントとしては、アクセス数(折れ線グラフ)の上下に連動して、受けたい数と予約数(棒グラフ)が上下している状態、つまりアクセス数の折れ線グラフと受けたい数・予約数の棒グラフの山と谷の動きがほぼ重なっているかをチェックします。

良い状態のグラフの例

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*注:折れ線は左の目盛り、棒は右の目盛りの2軸グラフになっています(「アクセス数より受けたい数・予約数が多いのはなぜ?」というご質問を先生方からいただくことがありましたので補足させていただきます)

 

もし、上図のようにグラフの山と谷のかたちが重ならない場合は、対策が十分でない可能性があるため、再度上述の対策を取ってみる必要があります。

 

いかがでしたでしょうか?

アクセス解析は、講座ページの健康状態を見るための道具のようなもので、チェック→悪いところを改善する→再チェック→他の対策を取ってみる...といったように対策と検証を繰り返しおこなうためのツールです。

定期的に見てあげないと気づかないところで問題が発生して、いつのまにか集客が落ち込むなんてこともありますので、講座を作ったあとだけでなく、長らく講座を開催している場合も定期的にアクセス状況を確認・点検するよう心がけていただければと思います。

 

おさらい

↓アクセス解析でみるべき3つのポイント↓

Point1:アクセス数は週100アクセス以上であること

Point2:受けたい数はアクセス数に対して10%程度(以上)となっていること

Point3:予約数はアクセス数に対して3%程度(以上)となっていること

 

 

アクセス数アップについてはSEOに関する記事もご覧ください

oshierun.street-academy.com