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ストアカスタッフ直伝!Zoomオンラインレッスンの満足度向上テクニック 11〜20/20<後編>

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ストアカ先生ユーザーのみなさま、こんにちは。

 

わたしたちストアカスタッフがZoomを使ったオンラインセミナー、イベントなどを開催して得た「満足度を上げるオンラインレッスンでのノウハウ」を先日紹介させていただきましたが、今回はその後編として、開催当日に関するテクニックをご紹介します。

 

前編をお読みになっていない方は↑こちら↑の記事を先にお読みください。

 

 

 

〜講座開催中〜

声のボリュームを確認する

マイクの音量・スピーカーの音量の設定は、参加者でそれぞれ異なります。講座を始める前は、一度講師の声の音量が適切な音量となっているか話しながら確認しましょう。
いきなり時間になったからと本題に入ってしまうと「なんだか先生の声が聞き取りにくいけど、自分のスピーカーの音量の問題かな?」「聞き取りにくいままだけど、もう講座が始まってしまったので言い出しにくい」といった参加者はそんな些細なことで講座に集中できなくなってしまいます。開始前はちょっとしたアイスブレイクを入れながら(講師が話しながら)、参加者が音量の調整ができる時間を設けましょう。

資料の提供有無について案内する

Zoomの画面共有機能により投影したテキストや資料を講座終了後などに参加者に配る予定かどうかを本題を始める前に案内しておきましょう。

実際に参加者から「資料をもらえると思ってメモをとらなかった」「講座中、一語一句メモを取っていたが、資料をくれるなら先に言ってくれたら良かった」というマイナスなフィードバックを受けている講座をときどき目にします。

録画の可否について案内する

資料の提供可否だけでなく、録画やスクリーンショットの撮影、録音についてのポリシーも案内しておきましょう。録画の可否は講師毎のポリシーによるものとなります。

しかし、事前に伝えておかないと、悪気なく録画や撮影、録音をしてしまう生徒がいたりして後でトラブルになることもあります。録画や撮影、録音を禁止したい場合は、講座を始める前にしっかり伝えておきましょう。

講師が講座を収録し、あとで収録された動画を見れるようにすることは生徒の満足度につなげることもできますが、参加者の顔や声が入る場合は、参加者にも事前にお断りをしておくと良いでしょう。

質問方法を案内する

オンラインレッスンの場合、講師が講義をしている最中は質問のタイミングがはかりにくいものです。疑問が残ったまま講義が終わってしまったということは満足度にも繋がりますので、講義中の質問の方法については事前に案内しておきましょう。

質問方法の例

・講義中はチャットで質問してもらう(主に大人数の場合)

・最後に質疑応答の時間を充分に設ける(マイクで質問してもらう)

・講義終了後、質問したい方だけ残ってもらい、質疑応答を延長する

 

生徒が参加できるパートをつくる

オンラインレッスンでも、できるだけ生徒が参加できる時間をつくりましょう。一方的に講師が話して終わるだけでは、"動画と同じ"になってしまいます。

オンラインでもその時間、リアルタイムでレッスンする価値をしっかりつくることが大切です。

生徒が参加できる時間づくりの例

・自己紹介(なぜ学びたいのか?何を学びたいのかを発表してもらう)

・ワークショップ(覚えたことを手を動かして体験してもらう)

・参加者同士のディスカッションタイム 

・質疑応答で声をかける

 

生徒の名前を呼ぶことを心がける

ストアカの講座・セミナーでは可能な限り参加者に対し、名前で呼びかけるように心がけています。講義中1度も講師に自分の名前を呼ばれないだけでも「気にかけてもらえていなかった」「教えるつもりがないのでは?」と思ってしまわれる場合もあります。生徒さん1人1人にお声がけすることで、講座に参加していることを実感してもらえることができます。

 

適度に休憩を入れる

オンライン講座は、対面の講座に比べて、講師も参加者も集中力が必要のためとても疲れます。休憩は適度に入れましょう。長くても1時間に1回は休憩を入れることをオススメします。

 

適度に休憩を入れながら、アイスブレイクとして参加者とコミュニケーションをとることもその後の講座の雰囲気も良くなりますのでオススメです。

 

質問した生徒に感謝を伝える

質問は参加者の理解を深め、ひいては講座の満足度につながります。質問した生徒には「ご質問ありがとうございます」「とても良い質問ですね」「おそらく同じ質問をしたかった方もいらっしゃったと思います」と質問した生徒を褒める、感謝することを忘れないようにしましょう。

 

参加者の退出を見送る

講座終了時、先生自ら退出(ミーティングの終了)ボタンは押さず、参加者から退出するよう促し、全員が退出するまで見送りましょう。

実際、オンライン講座を受講した生徒さんから「先生から先に切られてしまって悲しい気持ちになった」という声もしばしばご連絡をいただくことがあります。

オンラインであっても対面講座と同じように最後まで生徒さんを見送りましょう!

 

終了後はすぐにメッセージを送る

レッスンが終了したらすぐにお礼のメッセージとともに、その日に使った資料、質問に対する回答や追加のアドバイスなどを参加者に送りましょう。

講座終了後すぐに見直したり、復習をしたりしたい生徒もいらっしゃいます。

せっかく良い雰囲気で終わった講座も、「あとで送ります」「あとでメッセージします」と先生から言われたけど、送られてこない・・・といっただけで評価が下がるのはとっても勿体ないですよね。

講座終了後は、その日のうちにメッセージを送りフォローアップしましょう。

 

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いかがでしたでしょうか?

どれも当たり前のことのように思えますが、オンラインだと対面のような場の"雰囲気"が伝わりにくくなるので、意識して行動することが大切です。

前回と今回のテクニック計20個、ぜひ参考にしてみてくださいね。