こんにちは!
ストアカ北九州の地域コーディネーターの藤谷です。
今回の先生インタビューは、今年3月にプラチナバッジを獲得された安藤綾子先生です。
安藤先生は、2016年に「整理収納アドバイザー1級」を取得し、出張お片付けの仕事をスタート。その後、2019年からストアカで、“片付けを教える仕事”もはじめられました。
ストアカの存在を知るまでは教えるつもりは全くなかったという安藤先生が、多くの生徒さんと出会い、プラチナバッジ獲得にたどり着くまでの「工夫の積み重ね」をうかがいました。
- ストアカ公式ワークショップに参加して「教えてみよう!」と決心
- 受講しながらお家が片付く オンライン講座をスタート
- 楽しく自分ごとで身につく 子ども向け講座もスタート
- なかなか予約が入らないときでも、できることはある
- いろんな先生の講座を受けたことで、今の自分が成り立っている
ストアカ公式ワークショップに参加して「教えてみよう!」と決心
Q1.ストアカで教えはじめたきっかけを教えてください。
もともと、以前務めていた職場で片付けを頼まれて、パンフレットをキレイに整理して並べたところ「使いやすくなった!」と思った以上の反響をいただいたんです。その経験がとても嬉しかったことから、片付けの勉強をはじめまして、2016年から「整理収納アドバイザー」として、お客様のご自宅に伺い、お片付けをサポートする仕事をはじめました。
それから2年ほど経った頃、お世話になっている恩師の先生から、ストアカというサービスがあると紹介され、北九州での「【ストアカ公式】講座作成ワークショップ」に参加したのがきっかけです。
その時点でもまだ、私が教えるというイメージを全く持てていなかったのですが、参加者同士で、どんな講座をしたいか発表する時間に、自分なりに用意して行った紙芝居スタイルの資料を見せながら発表したところ、その場にいた皆さんから「よくまとめられましたね」という言葉をいただけました。
温かい雰囲気の中、皆さんから客観的なアドバイスをいただけたことで、「やってみよう」というモチベーションが湧き、先生デビューにつながりました。
※現在、「【ストアカ公式】これから教えたい人★講座作成ワークショップ」はオンラインで開催しています。
▲「講座作成ワークショップ」から生まれた安藤先生の最初の講座
受講しながらお家が片付く オンライン講座をスタート
Q2.コロナ禍をきっかけに、対面からオンライン開催に切り替えられました。どのように講座をオンライン化されたのでしょうか?
出張お片付けの仕事も、ストアカで教える仕事も大好きになっていたのに、コロナの影響でどちらもできなくなってしまい、八方塞がりでした。「オンラインでやるしか残された道はない」と思って、まずはストアカで矢津先生の「オンライン講座の作り方講座」を受講して、Zoomの使い方から必死で学びました(笑)
対面のときは「お片付けボックス」という箱を使いながら片付けの方法を学んでもらっていたのですが、オンラインではどうしたらいいのだろうと悩み、まずは、片付けの様子をたくさん写真に撮り、コマ撮りのようにつなげてお見せするという講義型の講座からスタートしました。
ですが、オンライン化によって片付けの先生は私以外にもたくさんいらっしゃったので、自分の特色を出したい…とさらに考えた結果、実際に家を片付ける実践を入れられれば差別化できるし、本当に家が片付く講座になる!と思い、「前半:講義・後半:カメラで部屋を写してもらいながらお片付け」という現在の講座ができあがりました。
▲安藤先生のメイン講座になったオンラインお片付け講座
Q3.自分の部屋を見せるのは、参加のハードルが高いようにも思います。生徒さんとはどのようにコミュニケーションされているんでしょうか?
まず、私の講座はマンツーマンのみでやっています。ご予約いただいた時点でメッセージのやりとりをしてお悩みをお聞きし、片付けたい場所の写真を送ってもらうようにしています。
マンツーマンの利点は、生徒さんの画面をよくみれることです。お片付けの様子を見ながら、その方ご自身がどう考えていらっしゃるのか、どのようにしていきたいのかを想像し、言葉にしてお伝えすることを大切にしています。
片付け方や物の配置の仕方を見て、「それいいですね!」「すっきりしましたね!」とお伝えしたり、 「一つ目の引き出しより、二つ目はスピードが速くなりましたね!」と生徒さんの変化を言葉にしたり。オーバーリアクションを意識して、褒めるようにしています。
▲画面越しで前のめりになって褒めてくれる安藤先生
生徒さんは、お片付けに苦手意識を持っているけれどなんとか克服したいという方が多いので、1回である程度できるよう一緒に目指し、できた!と体感していただくことで、リピーターになってくださる方もいらっしゃいます。今までの最高回数としては、10回リピート受講してくださった生徒さんもいます。
楽しく自分ごとで身につく 子ども向け講座もスタート
Q4.最近では、お子様向けの講座もスタートされましたよね。小さいお子様でも、オンラインの学びで片付けができるようになるものでしょうか?
もちろんです!これまでの経験では、4歳のお子さんでも使うもの・使わないものを分けられました。参加したお子さんの中には、片付けるのが嬉しくなって、さらにはお掃除まで率先してやりはじめたというお子さんもいらっしゃいましたよ。
以前、片付け講座をお母さまが受講している最中に、小学生、中学生のお子さん達が参加してきてくれて、文房具や日用品を入れていた引き出しを、ご家族みんなで片付けてくださったことがあったんです。この出来事が、お子様向け講座の立ち上げにつながりました。
▲お子様向けのオンライン片付け講座
Q4.お子様に教えるうえで、工夫していらっしゃることはありますか?
お母さまとの事前のメッセージのやりとりで、「お子さんが必ず答えられるようなクイズを3問、教えてください」というお願いと、「お子さんの笑顔の写真を送ってください」という2つのお願いをしています。
クイズはたとえば、「ミッキー、キティちゃん、アンパンマン。この3つのうち、ディズニーランドにいるキャラクターはどれでしょう?」とこんな感じです。これを講座の最初に、効果音が出るスマホアプリを使って、クイズ番組のようにお子さんに出すんです。お子さんの回答を待って、効果音を鳴らしながら「正解〜!!」と言うと、とても喜んでくれて、楽しい時間なんだと感じてもらえます。
講座のスライドにはお子さんのお名前と笑顔のお写真を入れて、「今から●●さんのお片付けをはじめます!」とお伝えすることで、自分のことなんだと感じてもらえるよう工夫しています。
そして最後には、「今日はとっても頑張ったので、お母さんと握手しましょう」と呼びかけます。楽しくて、お母さんに褒めてもらえる経験は、お子さんにとって印象に残り、がんばろうという気持ちにつながります。
▲講座へのレビュー
なかなか予約が入らないときでも、できることはある
Q5.講座ページづくりについては、どのようなことを心がけていますか?
講座画像はいろいろと工夫しています。目立たせるために画像の中の文字を大きくしたり、実績が一目でわかるよう数字を入れたり。また、講座のタイトルと画像の中に入れる文章を変え、少しでも多く情報をお伝えすることも意識しています。
タイトルや文章は、生徒さんのレビューからもヒントをいただいています。自分で考えて「開運」という言葉をタイトルに入れていたときがあったんですが、私の場合、全然予約につながらなくて。生徒さんがレビューで書いてくださった「スッキリ快適」や「リアルタイムで」というキーワードを入れたところ、反応がよくなりました。
なかなか予約が入らないときでもできることはあると思っていて、ページのアクセス数 は「アクセス解析」機能でよくチェックしています。年末にかけて「大掃除に役立つお片付け講座」とタイトルを変えたところ、アクセスが増え、効果的でした。季節や時期ごとに、ユーザーさんがどんなことを求めていらっしゃるのか、これからも考えをめぐらせて、ページに反映していきたいと思っています。
▲ストアカのアクセス解析機能 (写真はイメージです)
いろんな先生の講座を受けたことで、今の自分が成り立っている
Q6.安藤先生はたくさんの生徒さんに教えてきただけでなく、ストアカでたくさん講座も受けてくださっていますよね。
はい!それはもうたくさん。ストアカで講座を始めるために、久野先生のパワーポイント講座を受けたり、教えるようになったら今度は話し方を学びたくなり、ボイストレーナーの山本先生の講座を受けたり。
プラチナバッジ獲得の目標に向けては、今村先生の目標の立て方講座を受け、期限を決めて目指したところ、4ヶ月で達成できました。
講座をより良くするために、たくさん受講して学んだことが、私の結果に結びついていると思いますし、今まで教えてくださったほかの先生方がいなければ、私はここまで来れていないです。
Q7.そんな安藤先生の今後の展望を教えてください。
ストアカで片付けを教えるようになって、いろんな方との出会いがありますし、一言で言うと本当に楽しいんです!今でも1件予約が入るたびに、心がときめきます。
どんな生徒さんも素敵なところをお持ちなので、私は片付けを教えることを通して、お一人お一人の魅力を引き出す役だと思っております。
私にとって片付けの仕事はライフワークなので、できるだけ長く続けていきたいです。そのために選ばれ続ける先生として、今後もがんばってまいりますのでこれからもよろしくお願いいたします。
お片付けと生徒さんへの愛、そしてストアカ愛あふれるインタビューの時間でした。
安藤先生、ありがとうございました!!
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