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ストアカ先生向けセミナー「依頼機能 活用事例から学ぶリピートしてもらえる講座コミュニケーション」まとめ記事

こんにちは、ストアカ コミュニティマネージャーの古屋徹秀(てっしゅー)です。

依頼機能がリリースされてしばらく経ちますが、どんなふうに活用して良いのかまだまだ分からない!という方も多く、依頼機能の活用事例を実際に使用されている3名の先生からお話を伺いたいと思います!

 

 

当日セミナーに参加できなかった向けにアーカイブの動画も公開しておりますが、資料も見たい!文章で読みたい!という方も多くいらっしゃるかと思いまして【まとめ記事】を公開させていただきます。

 

<登壇先生>

戸田 真由美 先生

戸田 真由美のプロフィール写真

宇佐美 ダイ 先生

宇佐美 ダイのプロフィール写真

吉田 瑞紀 先生

吉田 瑞紀のプロフィール写真


どんなサービスを展開していますか?

<戸田先生 時間制相談>

言葉のお悩み相談室として、話し方と聞き方について生徒の相談に乗る場として活用しています。敬語の使い方とか文の組み立て方について具体的な相談を個別に受けてきました。値段は30分1,000円で、最大180分までというお手軽な価格でしたが、60分〜90分で購入される方が多かったです。

講座の金額も1,000円で開催しているのですが、以前から個別相談の需要はあり、時間制相談によって実際にそれを実現できたと思っています。

 

<宇佐美先生 時間制相談>

戸田先生と同じく個別相談で使っています。まず生徒には最初はYouTubeとTwitterでひと月にフォロワーが1,000人を超えるために頑張ってもらい、そのあと、ブランディングの仕方に関して個別相談しています。YouTubeはショート動画など細かい機能のアップデートが多いため、生徒が個別にブランディングできるよう、フォローアップしています。金額感としては30分1,000円です。

単発講座は4,000円を定価にしているので、そのあと継続して結果を出してもらい続けるために時間制相談は安く利用しやすい場を目指しています。

 

<吉田先生 カスタマイズレッスン>

普段のグループレッスンでは基本的なグラレコのやり方をレクチャしていますが、会議、SNS、読書記録など、生徒によってグラレコの応用のニーズが違うので、それをカスタマイズレッスンで個別に一緒に作っていっています。朝の講座は1時間でやっていて、1,500円。カスタマイズレッスンは生徒に合わせて1時間3,500円でやっています。

個別レッスンは喜んでくれる人が多い印象があります。事前準備をしっかりやっているからだと考えていますが、参加する方も課題を持っていてモチベーションが高いことが多いのが特徴だと感じています。

グラレコで読書の記録を残したい人なんかはあらかじめ情報を送ってもらって、同じ本を自分で呼んで、個別相談の場で自分で作ったグラレコを共有しているのですが、これも非常に喜ばれて私も嬉しかっったです。

 

依頼機能の集客

依頼機能は講座と違い、ストアカの検索では結果に表示されません。その上で生徒の方に興味を持ってもらい購入してもらうためにはどのような集客をされているのでしょうか?

<宇佐美先生>

受講者の方にはまずTwitterをしていただくのですが、講座のなかでタグの付け方一つで全然効果が違うことをお伝えしていることから、それをまずは実行してもらうようにお願いをしています。そこからより効果的に成果をあげるために、興味を持った方が時間制相談を購入してくれています。もちろん、相談しやすい金額帯にしていることもポイントです。

 

<吉田先生>

私はSNSはやっていないので、講座はほぼストアカ集客です。その上で、講座後のグループメッセージで、カスタマイズレッスンのアピールを一言と、お申し込みができるURLと一緒に周知しています。

数多く受講してくださる方の中からも長く、継続してリピートしてくれる方は2、3名です。寄り添ってレッスンをしていきたいため、事前に明確に目標設定をしてからレッスンを始めるのですが、その日ごとの目標を決めて、さらに、最後レッスンが終わった後、次のステップを示すようにしています。

 

<戸田先生>

依頼機能については、実は集客はしていません。

講座の方で受講生からメッセージで相談された際に個別にご提案する、という形を取っています。基本的に「しない」「できない」「やりたくない」を言わないようにしているので、基本的にはなんでも受けるスタンスでいます。

私は80回程度のチケット購入がありますが、6名の方で20回ほど買ってくれていて、1名の方が60回ほどリピートしてくれています。月額コースだけでは対応できない場合に、依頼機能を使っていましたが、現在は清算が複雑にならないようにそういったケースは全て依頼機能でやっているという背景もあります。

また、コミュニケーションという点では、明るく元気な人ならテンポよく、落ち着いた人なら粛々と、など、その人にチューニングしていくように気をつけています。その他にも個別にメッセージを送ったりとフォローアップもしています。

 

ストアカの講座と月額サービス、依頼機能のそれぞれの立ち位置について、どのように整理をされているのか教えてください。(それぞれ挿絵を入れたい)

 

<宇佐美先生>

SNSはやっているうちにだれてくることが多いので、そこに喝を入れるのが自分の役割だと思っています。

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マンツーマンだと、途中でやめてしまう人が多いが、横の繋がりがあると離脱してしまう人も少なくなります。だから講座では、ほぼマンツーマンで教えていることが多いですが、月額サービスを使ってそんな横の繋がりを作れるように意識をしています。ただ、これでは一人ひとり活用するSNSのジャンルはもちろん、発信する内容も違うので、講座や月額サービスに落とし込むことが難しく、それぞれの具合に合わせてより深掘りしていくために時間制相談を使っています。

 

<戸田先生>

ストアカは、実は自分自身の能力の棚卸しの意味で始めましたというきっかけがあります。どんなことで生徒の方の役に立てるか、少しずつ見えてきたところがあります。例えば、単発講座では、助詞や接続詞の使い方といったピンポイントな講座もあります。

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興味がある方には、言葉にしてアウトプットするための月額コースを用意したり、さらに、個別の相談には依頼機能を使ってもらう、などといった形で使い分けをしています。

 

<吉田先生>

新規の方にはグラレコの体験講座を開催した上で、そのなかで、リピーターさん向けのレッスンを紹介しています。

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そこでは参加者同士でワイワイしながら、参加者同士でもコミュニケーションを取ってもらっていますが、自分は何にグラレコを応用していいか悩む方もいらっしゃるので、そういった方に個別レッスンを提案しています。

月額サービスとしても練習会を持っていたり、グラレコとは違うカテゴリの講座もいくつか開いていますが、基本的にはグラレコを教えてることを主軸にしてます。週にほぼ7回、毎朝やっていますので、今日はたまたま予定が空いたから、といった参加者を相談やカスタマイズレッスンを使ったコミュニケーションを取りながら増やしていきたいです。

 

まとめ

依頼機能単体だけだと活用のイメージがなかなか付かないかもしれませんが、講座との組み合わせがあることで個別相談もカスタマイズレッスンもひとつの「学び」として繋がります。

講座、月額サービス、依頼機能それぞれの良さを生かした、ワンパッケージとなるような設計が重要ということがご登壇いただいた3名の先生からお伺いすることができました。

「単価が低いものでも続けていれば元が取れる」という戸田先生のお話もあり、気軽に申し込める価格であることが、生徒の方も気軽に申し込んでもらうことができます。

生徒の方にリピートしてもらうためには、そんな講座を中心とした販売サービスの充実と、安心できる生徒の方との質の高いコミュニケーションが大切ですね。