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ストアカで成功する先生に必要な要素とは|2022年2月15日Youtubeライブレポート

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今回の「教えルン」では、ストアカでストアカの先生向け講座を開催している3人のトップ先生をお招きして開催したオンライントークの模様をご紹介します!

それぞれの先生が語ってくださった「ストアカで成功する先生に必要な要素」とは?ぜひご一読ください。動画本編をご覧になりたい方はコチラから。

www.youtube.com

 

ご登壇いただいた3人のトップ先生

市川達也 先生 

2500人の先生が受講した「ストアカ講師になろう講座」が大人気。

市川達也の興味×教育×共感 人を育てる教育コミュニケーション | ストアカ

大塚真理 先生 

未経験でも1ヶ月でデビュー!大切なものを大切にしながら収入の柱を立てましょう。

大塚真理のオンライン講師養成講座 | ストアカ

中川賢子 先生 

0から起業したい方の応援サポート!インスタグラム講座で講師に全力伴走。

ウキウキワクワクドキドキ俱楽部(おひとりさま起業プランナー✖Instagram講師)中川賢子 - ウキウキワクワクドキドキ倶楽部!起業・インスタ集客 | ストアカ

 

早速ですが、ストアカで売れる、活躍できる先生の共通項とは何か?まずは、藤本さん、いかがでしょうか?

 

ストアカ社長  藤本:
一般的に、セミナーには一方的な発信というイメージや、講師のトークが上手いというイメージがあると思うんですけど、ストアカの場合は、オンライン講座でも対面講座でも、双方向のやりとりができる場が好きな生徒さんが多いです。

なので、人と共感したり、お話ししたり、寄り添ったり、理解したり、そういった場づくりが上手な方が活躍されている印象です。人懐っこくて、愛されキャラ、みんなを盛り上げる、そんな先生がストアカでは評価される傾向にあります。

人懐っこくて、愛されキャラ、まさに今日ご登壇いただいている先生方のような先生ですね。

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たくさんの先生や、先生になりたい方を教えていらっしゃる皆さんが「この先生は人気になれそうだな」と思うのはどんな方なのか、お聞きしたいです。


大塚先生:
画面上の印象が良い方ですね。私は先生を目指す皆さんに「上の歯、8本出してください!」とお伝えしています。

画面上で笑顔が輝いている方、あなたを幸せにしたいというのが伝わってくる方はいらっしゃいます。価格以上のものを提供しようと一肌脱いでくださる方、どれだけ人のことを考えてくださるんだろうという方です。

講師を目指す際に、皆さんはじめはできることを教えようとされるんですが、「そこに本当に心が込もりますか?」と私はお聞きしています。

その方ご自身の歴史や背景も掘り下げて「人生をかけてこのメッセージを伝えたいですよね」というところをピックアップする、あるいは「これが好きで好きで仕方ない、言いたい」そんな思いから教えるコンテンツを作っていきましょう、とお話しします。

なかでもやはり、自分の好きが研ぎ澄まされている方は、ものすごく爆発するな、活躍するなと思います。

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市川先生:
大塚先生とかぶってしまうのですが、僕も大事だと思うのでお伝えすると「自分の好きなことを教える」のが大切だと思います。たとえ「これは受講生さんのためになる」という内容であっても、気乗りしないと続かないものです。

ただし、自分が楽しいだけでは受講生さんのためにならないので、改めて「受講生さんのために、なぜ自分がこれを教えたいのか?」をしっかりと考えましょう。

それを具体的にするために、2つのことを考えます。まずは、言語化です。

たとえばコミュニケーションを教えたいのであれば、「コミュニケーションをするうえで最も大切なことは何か?」という問いを立てます。この“最も大切なこと”を言語化すると、講座の方向性が定まります。


もう一つが、受講生さんの言葉を代弁することです。きっとこれを知りたいだろうな、困っているんだろうなという受講生さんの気持ちです。

新規集客を考えたとき、受講生さんにとってその先生がいい先生かどうかは、講座を受けてもらわないとわからないですよね。なので、集客の全ての決め手となるのが講座ページなんです。講座ページの中で「先生として自分はこれが好き」という想いと、受講生さんの気持ちを汲み取った「受講生さんのためになることを提供できるんです」という内容が講座ページで言語化されているのが大事だと考えています。


そのうえで大切になるのが「修正力」です。1つの講座の切り口、表現の仕方は一つではありません。たとえば、“傾聴”を言い換えると、聞く力、共感などいくつかの言葉で言い表せます。

同じ講座でも、どういう言葉に置き換えれば受講生さんに届くのか。それがどんな目的、どんな悩みを解決する講座なのか。言葉でどう言い表すかをいろいろ考えていくと、先生にとっては同じ内容を提供する講座であっても、受講生さんにとっては別の講座に変わっていきます。


このように考えていきながら、自分の持っている技術をいかにさまざまな受講生さんに届けていくか。創意工夫する「修正力」が大事だと思います。僕自身、出した講座がすぐに人気になったことはないんですよ。タイトルを変えるなどいつも「修正」しながらです。なので、一回出してみた講座で集客できなかったからといって、やめるのはもったいないと僕の経験からも皆さんにお伝えしたいですね。

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中川先生:
成功している先生は、教えるというよりも「人の役に立ちたい」という先生が売れる気がします。自分が自分がじゃなくて、生徒さんが主語。インスタグラムでもそうなんです。自分の肩書きや情報など、自分のことばかり書いているアカウントは伸びないんです。逆に、こんなことを皆さんにお届けしたい、有益な情報を伝えたいというアカウントは伸びていきます。

それと同じで、ストアカの講座でも、教えることを書いている講座は伸びにくく、「生徒さんが何が学べるか」が書かれている講座は伸びていきます。「人の役に立ちたい」という思いが伝わる講座が人気になるんじゃないかなと私は思います。

 

何を教えるかではなく、生徒さんにとって「何が学べるか」を言語化するのが大切ということですね。3人の先生からたくさんキーワードが出てきましたが、藤本さんはお話を聞いてみてどうですか?

 

藤本:
お三方のトークから溢れ出ていたので繰り返しにはなりますが、「好きなことを教える」「人のために尽くす」といったお話があって、それを重ね合わせると、「人のために尽くすのが好きな人」が講師に向いているということなんだと思いました。

もっと言えば、お節介な人とも言えるかもしれませんね。お節介な人はパッションがあるし、人のことが気になってしまって「もっとこうしてみたらどう?」など言わずにいられない、誰かを応援するのが好きな人。

こう言うと天性のキャラのように捉えられてしまうかもしれませんが、好きなことであれば人はそうなれるとも思うんですね。もし、集客にうまくいかないなど悩んでしまう時があったとしても、「一期一会の出会いを楽しんでみよう」というスタンスに変えるだけで、生徒さんへの講座の刺さり具合が変わったという先生を、僕もこれまでに何人も見てきました。

 

生徒さんに寄り添う気持ちとともに、講座ページに言語化し、集客の動きを見ながら修正する行動力などがまず大事ということですね。
視聴者の方から「ストアカ先生として最初にやってはいけないことは何ですか?」という質問をいただいています。これについてはいかがでしょうか?

 

市川先生:
やっちゃいけないことはわからないから、やったほうがいいです笑

先ほど「修正力」の話をしましたが、自分が痛くない程度の失敗はしたほうがいいんです。ちょっとやってみてダメだったと思えば、元に戻せばいいんです。そうしていくことで、何がやっちゃダメで、何がやったほうがいいことなのかがわかってきます。

ぜひ、元に戻せる範囲でぜひいろいろと動いてみてくださいとお伝えしたいです。そして、「ちょっとこれは影響が大きそうだな」と思うことがあれば、誰かに相談したり、聞いたりしてみるのがいいと思います。

 

大塚先生:
ストアカのなかでも受けるコンテンツ、受けないコンテンツはありますので、講座内容はいきなり決めてかからないようにお伝えしています。自分のやりたいこととニーズを掛け合わせながら、「生徒さんにとってニーズがあるのかな」と考えてみるのが大切です。

それから、自信がないからと言って動かないことが本当にもったいないんですよね。「自信はパセリみたいなもの」なんです、あってもなくてもどうでもいい笑  動けばいいのよ、と本当に思います。

自分に可能性がないなんて勝手に勘違いしないことです。私から見れば、誰しも人気講座になる光り輝くものをお持ちだと思うんです。なので、やらないでほしいことを私が言うならば、自分の可能性を諦めないことですね。

 

中川先生:
そうですよね、100%の講座ができてからデビューしなくていいんです。どんどんやって、お客様の声を聞いてブラッシュアップしながら、作り上げていけばいいと思うんです。完璧になってからスタートするのではなく、ちょっとでもいいので講座ができたらスタートするのがいいと思います。

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藤本:
本当にそうですね。僕からは、出し惜しみは絶対にやらないほうがいいとお伝えしたいです。

たとえば、「講座で教えている内容をメッセージで聞いてくる生徒さんがいる。そこで教えてしまったら、講座に来てくれないですよね?」とおっしゃる先生が時々います。
このご意見に対して、あるトップ先生が返されていたのが「僕は聞かれた質問に150%で返しますよ」という答えでした。そうすることで生徒さんにしてみれば「なんていい先生なんだ」となり、申し訳ないから有料の講座を一度くらい受けてみよう、となるそうなんです。

SNSの発信でもそうですね。続きは講座で、といった書き方をするのは出し惜しみと思われてしまいます。とにかく出す、というのも大事だと思います。

あと、やらないほうがいいことで言えば、「聞かないこと」です。自分の講座はどうか?いくらの価値があると思ったか?生徒さんにでも、お友達にでも聞いてみたらいいんですよ。けっこう聞かずに悩んでいらっしゃる先生がいるんですが、先生が生徒に聞くのは全然ありだと思うので、聞いてみたらいいと思います。

 

市川先生:
出し惜しみの話で言うと、先生の中には「情報を出すと自分の教えるストックが減る」とおっしゃる方がよくいらっしゃいます。でも、そうじゃないんです。情報を与えることで、先生の価値が上がるんですよ。

「この先生はこれを知っているんだ」「この先生に聞けば、何でも教えてくれる」という状況にしたほうが、先生の価値は上がり、ファンが増えたり、リピーターがついてくれたりするんですね。出し惜しみしないことは集客の意味でも、ファンづくり・リピーターづくり、講座の質を上げる面でもしないほうがいいことだと思います。

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情報を出し惜しみせずに与えることが、先生の価値になる。今日の学びとして持ち帰りたいポイントです。
これから先生を目指す方が気になるのが、皆さんがトップ先生になれた成功の秘訣だと思います。どのようにして人気先生になれたのか、教えてください。

 

中川先生:
コロナ禍になって、インスタグラムはいろいろな方にとってますます必須になりました。なので、インスタグラムの操作や集客についてわからない、知りたいという方が本当に増えました。私としては、その方々に対して、時間の限りお伝えできることを必死で精一杯お伝えしてきた、それだけなんですね。

私は大阪のおばちゃんなんで、お節介好きなんですよ笑 人間が大好きなので、できるようになるまで教えたいと思ってしまうんです。よく主人にも笑われるんですが、画面いっぱい暴れ回って「そうそう!」「がんばろう!」と言ったり、大きな拍手を送ったり、私たちの仕事って肉体労働だなと思います笑  それぐらい、ただただ応援してきたという感じです。

 

藤本:
中川先生はとにかく熱い!本気で応援されているなというのが生徒さんに伝わるんでしょうね。

 

 

いい意味でお節介というのが成功の糧ということですね。大塚先生はいかがですか?

 

大塚先生:
私の場合、講座を受けてくださった皆さんに応援していただいたなというのをすごく感じます。

一番最初に市川先生が私の講座に来てくださって、それから「大塚真理の講座は受けたほうがいいよ」と言い続けてくださって。ほかにも、受けてくださった方に「どなたかのご紹介で来ましたか?」と聞くと、生徒さんたちがいろんな先生の名前を挙げてくださいます。

わかっているだけでも50人以上の先生が、ご自身のストアカ講座のなかで私の講座を拡散してくださっています。本当に応援していただいているなと思いますし、早く恩返しできる自分になりたいと思っています。

 

いろんな方の心に食い込む、そんな大塚先生の優しさ、お人柄を感じます。お話を聞いて、藤本さんはいかがですか?

 

藤本:
ストアカはウェットな学びにこだわってきた部分があります。学びにおいてはやはり、寄り添ってくれる、自分のことを思ってくれるんだなと伝わる。教えることが好きなんだなというのが画面からにじみ出ているのが成功の要因なのかな、と今日の先生方のお顔を拝見していて思うところです。

 

本当にそうですよね。市川先生はいかがですか?

 

市川先生:
僕はすごく自己肯定感が低いというか、自信がないんですね。

僕はずっとフロント講座、ミドルの講座だけでやってこれて、つい最近まで高額講座を持っていなかったんですね。それがすごくコンプレックスになっていて。専門的なことを教えられないし、興味があっちこっちに向いてしまう自分について悩んでいました。

でも逆にそこが強みなんだなということに、気づかせてくれる方に出会ったんですね。フロント講座、入り口の講座だけを専門的にやっていくのが、市川先生の強みだよとその方がおっしゃってくれて、すっきりしたんですよね。

なので、ほかに自分よりもすごい先生がいると自信をなくすことはやめて、あくまでも自分が持っているものを喜んでくれる受講生さんがいるし、それを応援してくれる先生方が周りにいるストアカという環境は居心地がいいなと感じます。

今あるものの可能性をいかに広げていくかを考えてこれたのが、結果的によかったのかなと思っています。

 

藤本:
講師はやっぱり、自信みたいなものがないといけないという先入観はありますよね。こうやってカミングアウトしていただいたこと、それを武器にしてストアカのなかでトップを飾られているところは素晴らしいなと思います。

 

そうですよね。さて、あっという間にそろそろまとめのお時間になってきました。

 

大塚先生:
はい!藤本社長にぜひ聞いてみたいことがあります。最後に、藤本社長に今後のストアカの展望をお聞きしたいです。

 

藤本:
ストアカは昨年、講座だけだったところから、月額サービス、時間制相談やカスタマイズレッスンなど、教える形式を広げてきました。なので、どんな風に教えたいか、学び合いたいか、生徒さんと付き合いたいか、今ストアカにいる皆さんは選べるようになりました。

今後は、オンラインという関係のなかで、教える教わるの関係がもっと広がっていくと考えています。ストアカはオンラインコミュニティの民主化を広げているんだと思っていて、もともと著名な方ではない、ふつうの方でもオンラインコミュニティを作り、運営できるようになってきています。

今後さらに、どういう時代、つながりを作っていくかは、ストアカというツールを使ってくださる先生ユーザー、生徒ユーザーさん次第だと思っています。ぜひ、新しい形の学びを作っていってほしいなと思いますし、僕らはそこに向けてもっと出会いやすくする、つながりやすく、つながり続けていただくためのサイト・アプリ改善を続けていきます。そして、これからも社会に学びをもっと広げていくことに邁進していければと思います。

 

学びを通したオンラインコミュニティの民主化、これからも皆さん一緒に進めていきましょう。市川先生、大塚先生、中川先生、ご登壇いただきまして、本当にありがとうございました!